やりすぎ都市伝説2015冬 ナノマシンで人類は滅び地球は消滅か!?

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Photo: undefined by 莊 家維

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大好きな「やりすぎ都市伝説」。

今回は東京大学出身で天才集団の
MENSA会員であり、千原ジュニア
さんの家庭教師でもある芸人、
田畑藤本の藤本敦士さんが登場。

どんな都市伝説を披露してくれる
のか。どうぞ。

 

人類を待ち受ける
恐るべき未来

コンピューターの進化は大きくわけて
2つの方向性があるといわれている。

そのひとつが性能の進化。
コンピューターの性能は日々進化して
いていろんなことがコンピューターで
できるようになった。

人工知能というのも性能の進化の
最先端の話だと言える。

そしてもう一つの方向性が何か
というと、サイズ。

大きさの進化。1940年代の頃に作ら
れた初期のコンピュータは大きな部屋
の中に、本棚ぐらいの大きさの計算機
が何個もある図書館のようなコンピュ
ーターだった。

このコンピューターの処理能力、
計算能力は今でいうところの電卓より
も低かった。そのぐらい小型化して
いる。

ここから40年位経って1980年代。
このときは家庭用のパソコンが
初めて出たぐらいの時期だが、
この時期に国が作っていた最先端
のスーパーコンピューター、
これもまた大きなコンピュータを
何個もつなげたものだが、この性能
というのは現在のスマホよりも低い。

そう考えると、今ニュースで見る
スーパーコンピューター「京」
も何年かたってしまえば手のひらに
のるようなモバイルコンピューター
に負ける時代がくると考えられて
いる。

このようにコンピューターはどんどん
小型化しているが、小型化という技術
に関しての最先端はどうなっている
のかというと、もう我々の目には
見えない世界にまで及んでおり、
小型化の技術を結集して作られた
「ナノマシン」というのがある。

 

自己複製機能に潜む
危険性とは

1mの1/1000は1mm、これを
さらに1/1000にしたものがまだ
1マイクロメートル。

これをさらに1/1000にしたもの
が1ナノメートル。

つまり、

1mの10億分の1倍したものが
1ナノメートルである。

身近なものでいえば、ラップの厚み
が十数マイクロメートル。あのラップ
の厚みを10倍以上小さくしたものが
ナノの世界。

たとえば人間の体の細胞とか細菌。
この大きさはマイクロメートルの
世界と言われているが、それより
さらに小さいもの、ウィルス。

これがナノの世界。つまり
ナノマシンはウィルスと同じ大きさ
のものということになる。

そんなものが本当にあるのかといわれ
ているが、実際に2009年の時点で
名古屋大学の生田教授という方が光を
使って加工して光の力で動くナノマシ
ンを開発している。

他にもまだ研究途上だが、人間の体の
細胞にはすべて絶対存在するATP
アデノシン三リン酸という分子がある
が、これを動力源として動くナノマシ
ンが研究されていたり、あるいは血液
から電気を作る、発電させてこれを
動力にするナノマシンも研究されて
いたりする。

こういったナノマシンがいったい何の
ために作られているかというと、
主には医療のために作られている。

ナノマシンがどんどん実現していけば
医療界が飛躍的に発展する。

たとえば日本人の死因の一位を占めて
いるガン。

現在でも効果の高い抗がん剤という
のはたくさんあるが、でも抗がん剤
が体の中に入るとガン細胞に到達する
までの間に効果が徐々に薄れていって
しまうことがある。

さらには他の正常な細胞にも影響を
与えてしまって、それが副作用に
なってしまう。こういうことがいま
問題としてある。

でも実際に今年発表されたナノマシン
の研究では、ナノマシンに抗がん剤を
のせてそれが限定的にガン細胞のとこ
ろにいく。

そしてそのガン細胞の中に入ったとき
だけ抗がん剤を放出すると、そうする
ことによって正常な細胞への副作用を
最小限にとどめる治療が何年かしたら
実現すると言われている。

将来的な話だが、病気を持っていない
人でも健康な体の中に先にナノマシン
を先に走らせておいて、病気が検出
された時点で自動的に治療を初めて
もらったりとか、あるいは健康な人
だったら人間ドックのような検査を
しておいてもらう。

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そういう体内病院と呼べるようなこと
が実現する可能性が今見られている。

ただそのためにはひとつ越えなければ
ならない問題がある。

それはナノマシンの数。

ナノマシンほどに小さいものが人間の
体の中で効果的に働くためには、
大量の個数が必要になる。

たとえばインフルエンザのウィルスが
体の中に入ってきたときに、最初は
1個のウィルスでも24時間後には
100万個に増えている。

そうなったときに一個のナノマシン
では到底処理しきれない。

かといってナノマシンを1個1個
100万個作るのは膨大な労力と
コストがかかってしまう。

じゃあどうしたらいいんだという
ところで考えられているのが、
ナノマシン自体に自己複製機能を
持たせるということ。

この自己複製機能というのは、
たとえば生物の細胞とかは持って
いるが、自分のコピーを作ると
いうこと。

だから体内にあるその周りにある
ものを素材として自分のコピーを
作るというプログラムを入れて
おけば、状況によって自分自身を
どんどん複製してくれると。

そうすれば1日に100万個のナノ
マシンを作ることも現実的に
なってくる。

そういうふうに考えられているが、
一方では恐ろしい危険性もはら
んでいる。

それは‥‥
システムエラーという問題。

 

暴走すると人類は‥

この自己複製機能がシステムエラー
を起こして暴走してしまう可能性
がある。

具体的にいえば、体内の素材を使って
自己複製を繰り返すナノマシンだから
際限なくなると、やがては人間の体を
内側から食い破ることになる。

そうして食べるものがなくなった
とき、外に漏れ出してしまう。

ナノマシンはウィルスと同じぐらいの
大きさなわけだから、インフルエンザ
ウィルスのように空気中を飛び回ると
考えられる。

そうなったときに知らない人が吸い
込んでまたその中でまた自己複製機能
が発揮されてしまうと、まさにナノ
マシン自体が新種のウィルスになって
しまう可能性がある。

そしてこのナノマシン自体に関して、
今のところ特効薬みたいなものはない
し、そもそも現在の検査方法では検出
すらできるかどうかもわからない。

こういったナノマシンがもしも悪意を
持った人間に利用されてしまったら、
人間だけじゃなく、人間が食べる
もの、たとえば家畜とか動物、草木、
地球上のあらゆるものを食べ尽くし
て自己複製を続けてしまう。

そうなったときに地球上のすべての
ものが食べ尽くされるには、数時間
もあれば足りると言われている。

もう数時間も経ってしまえば地球上の
あらゆるものは食べ尽くされて、残る
のはただただ無限に自己複製を繰り返
すナノマシンだけ。

それだけがびっしりとつまっている
と。

あの青かった地球が灰色のどろどろ
したもので覆われてしまうと考えら
れている。

もう粘土みたいなふうに微粒子が
集まってくる。

この灰色のどろどろというのを、
英語でグレイグーというが、実際に
グレイグー問題として警鐘をならし
ている科学者もいる。

そもそも人類を救うために作られた
テクノロジーだが将来的には人類を
滅ぼす恐ろしい存在になってしまう
かもしれない。

信じるか信じないかは、
あなた次第です。

いかがでしたか。

すぐ褒める人は
すぐけなす人

という言葉がありますが、人間に
とって便利なものほど、のちに
人間にとって脅威になったり足枷
になる可能性を秘めているように
思います。

そうまでして、というそもそも論に
なりますが、たとえば火星に移住して
まで生き延びたいと自分は思うかと
いえばノー。

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進化しているようで破壊に進んで
いるとしか思えないこの現代において
は、滅びるという進化もまた受け入れ
る選択肢にあってもいいと思って
しまうのは身勝手でしょうか。

ではまた。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

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