中森明菜紅白復帰どころか深まる孤独「本当に途方にくれるぅ」

Photo: undefined by Chris Goldberg

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はっきりしたことは、今年の紅白に
中森明菜さんは出演しないという
こと。

本当に出て欲しい歌手ほど、絶対に
見られない場所が紅白になってしま
ったといってもいいほどに皮肉な
出演者の顔ぶれ。

風雪に耐えるどころか、今なお聴く者
の心を揺さぶり続ける歌手。その中に
絶対に入る歌手、中森明菜さん。

でも、彼女の姿を見ることはなかなか
叶わない。

今年こそは今度こそは復帰間近か、
と思わせる報道が定期的に流れる
ものの、本家本元の声ととれる
ファンクラブ会報にのっている本人
直筆の言葉には「厭世観」しか感じら
れないような孤独な現状しか伝わって
こないのだから困惑します。

ファンクラブ会報の明菜さん
直筆メッセージが切なすぎる

１１月の中旬にファンに届いた
会報には必ず明菜さん直筆の
メッセージが載っているという
ことなのですが、

《今年ももう12月ですね…本当にほんとうに早い――》

《元気になって…あれもこれもと…思う中…自分は止まったまま…》

《本当に途方にくれるぅ…》

《みんなに元気を届けるべく…メッセージを書かないといけないのに…どうしていいか…なんかほんと…わかんない》

《ベランダに…米つぶを…そっと…置いて待つ…“ちゅん”“ちゅん”と来てくれる…すずめさん…ずーっと…見つめちゃう…かわいい》
（引用元：女性自身）

本当の意味の歌姫というのは
もしかしたら美空ひばりさんと明菜
さんしかいないのじゃないかと思う
ほどに、表現者としてのクォリティ
の高さはピカイチ。

そんな明菜さんもなんと50歳と
いうのだから歳月は残酷です。

あれだけの歌い手としての才能が
ありながら、そしてあれだけの名曲
に恵まれながらそれを披露する場に
立つことができない。

このもどかしさ、辛さ、やるせなさ
切なさはどうしたものか。

昨年の紅白に生出演ではないにせよ
久々に登場したときは、今度こそ、
今年こそ生出演の可能性があるの
じゃないか、復帰するのじゃないか
と期待したものの、直近のファン
クラブ会報の内容が内容だけに、
そんな簡単なものじゃないことを
思い知らされた感があります。

直筆メッセージの中に、

「みんなに元気を届けるべく‥‥
メッセージを書かないといけない
のに‥‥」

という部分など、どれほど自分に
プレッシャーをかけ続けているの
だろうと驚くほど。

そしてなによりも、心と現実が
噛み合っていないことに地団駄を
踏んでいる様子が見えるよな書き
込み。

あれもこれも‥
自分は止まったまま‥

切ないフレーズです。

なにもかもわかっていながら
その一歩が踏み込めない。