西川貴教ハロウィン騒ぎ持論に「よく言った」賛辞の声

Photo: undefined by Ian Aberle

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ハロウィンという言葉を聞くたびに
うんざりする人も増えてきました。

バレンタインもクリスマスも個人的
に行われ、通行人の邪魔をしたり、
警察が何百人も出動するようなこと
にはいたっていません。

けれども、ハロウィンとは無関係に
職場や仕事のために渋谷に行かざる
を得ない人々にとって、あるいは
救急の事態を迎えている人々に
とって、交通妨害さえ引き起こして
しまうお祭りというのは果たして
いかがなものか。

地域住民たちの悲鳴は年々高まって
いくばかり。

経済効果があればなんでも許される
のかと叫びたくなるほどの馬鹿騒ぎ
に一石を投じたのは他でもない、
西川貴教さんでした。

西川さんは自身のツイッターを更新
し次のように語ったのです。

「ハロウィンの盛り上がりに水を差す
気はないですが、やっぱ本来のハロ
ウィンで仮装するのは小さな子供たち
で、大人がコスプレして我が物顔で
練り歩いたりするもんじゃないんです
よね。日本で言えばお盆みたいなもん
なんだから、クリスマス同様、家族で
過ごすものなんだなと改めて思う
ヒースロー空港なう」

このツイッターでの発言に賛同する
人が続出。

ビジュアルやこれまでのパフォーマ
ンスなどから、西川さんこそいろいろ
な仮装が似合うし、もしかしたら好き
かもと思われていたので新鮮で驚きで
納得、そして溜飲が下がったという
人が多かったのではないでしょうか。

ネットの声は、

「西川くんその通り、その通りやで」
「激しく同意や」「西川さんが正しい」
「西川貴教と同感である」
「西川貴教に一票」「よく言った！」
「西川を全力で支持する」
「西川さんは意外に常識人」

代弁してくれたことに感謝、そして
なにゆえ「急に」ハロウィンを利用
してコスプレに目覚めたのかがわか
らない、血塗られた格好をして練り
歩くことがなぜ楽しいのかと、冷静
にこの騒ぎを見ている人たちも大勢
います。

そもそもハロウィンてなに？

ウィキペディアによれば、
毎年10月31日に行われる、古代ケルト
人が起源と考えられているお祭りの
ことをハロウィンというそうです。

秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す
宗教的な意味合いのある行事でした。

ハロウィンといえばかぼちゃのラン
タンを思い出しますが、そういった
かぼちゃの中身をくりぬいてランタン
を作って飾ったり、
子供たちが魔女やおばけに仮装
して近くの家々を訪ねてお菓子を
もらったり、といったもの。

なのに会場のない仮装パーティーの
ように成り下がっている、経済効果
だけを言い訳にしてマスコミも便乗
し盛り上げていくあの感じは、これ
まで10月31日を何をすることもなく
やり過ごしていた日々が何だったの
かと思わせるほどの異常な賑わいは
奇異に映ります。

危機意識の低い日本人

今月17日に、アメリカフロリダ州
で行われた仮装イベントの最中に
銃撃事件があったことを覚えている
でしょうか。

血だらけのゾンビや死神の仮装を
楽しんでいたところに突如として
銃声が鳴り響き、負傷者はもちろん
死亡者も出ました。

2万人近い人々が参加、しかも最初
から血塗られた衣装で祭りに参加
しているわけなので、仮に犯人に
返り血がついていてもこれほど
都合のいい現場は他に思いつかない
ほどの状態です。

アメリカで起こったこの事件が、なぜ
日本で起こらないと断言できるのか。

今回のハロウィンはこの事件を受けて
なくなるのじゃないか、とまで予想
していましたが、結果はまったく影響
を受けていないと言わざるを得ない
ものでした。

「誰でもよかった」
「人をアヤメてみたかった」

という事件が少なくないというのに、
お祭りだし、大勢の人が楽しんでいる
のだから自分も大丈夫だろうと思うの
はいかがなものか。

ネット周辺の声としては、コミケの
ように場所を決めてその箱のなかで
やりたい人たちだけがやるようにする
のがいい、通行人に迷惑をかけるなと
いうものから、マスコミが煽っている
から余計ひどくなっているというもの
から、SNSでリア充ぶりをアピール
したいためだけにやっているという
批判までさまざま。

ビッグサイトや幕張メッセなど
会場を決めてやるなど、来年からは
なんらかの規制をもうけないと、
アメリカの事件が他人事ではすまなく
なるようで怖いです。

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ではまた。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。